初めての、お面製作
はい。そういえばブログ始めたんでした。
すごい。更新する気がまるでない。有効活用する気がないのか。
本題に入りましょう。
タイトルにあるように、お面作りました。
少し前にある人と話しているときに、『大神』のアマテラスのお面がほしい!という話をしまして、相手の人に「期待してるからよろしく」と言われたのがきっかけです。
当然というかなんというか、僕はお面なんて作ったことありません。なので練習を兼ねてアマテラスのお面を作る前に狐面を作ることにしました。
狐面の作り方は結構公開されている方が多いので、それを参考にさせて頂きました。
主に以下の2つを参考にしました。他にはデザイン的なところをちょこちょこ参考に。
[2014/04/02 追記]
随分前から新しいメイキングがありましたがちゃんと見てなかったので追記しました。こちらも分かりやすいです。
狐面 - 「狐面メイキング ver.2」/「ささキチ」の漫画 [pixiv]
お面の作り方としては、素材に紙粘土を使うものと和紙を使うものの2つがあるみたいです。
今回は和紙を使った張り子のお面を作りました。
では、僕がやった作り方を紹介していきます。
・土台
土台を作るにあたって、まず新聞紙で適当に狐面っぽい形を作り、その上に小学生の頃使っていた油粘土を乗せてより狐っぽく整形していきます。小学生の頃の粘土って使えるんだって驚きました。
・半紙貼り
土台にラップをかけてからその上に百均で買った習字用半紙を手でちぎりながら貼っていきます。糊は同じく百均のでんぷん糊です。最初水に溶いたときは水が多すぎてほぼ水だったので次から気をつけてます。途中で新聞紙を補強のためにちぎって貼ってあります。10層くらい貼ったものがこちら。半紙のツルツルした面を表にすると乾いたときに良い感じの手触りになります。
・ふちの裁断と補綴
半紙を全面に張り終えて乾いたお面は、ふちがガタガタになります。なので大胆にハサミで縁を一度一周分切り落として、断面に半紙を貼って見た目を整えます。左が少しだけ半紙で整えたもので、右が一周分整えたものです。ふちが大分なめらかになります。ちなみにこのあと紐を通す穴も錐で開けてあります。
・下書き
お面に鉛筆で下書きをしていきます。この作業が一番難しかったかも。なぜかというと美術センスを問われるからです。僕は絵が苦手です。
まず目を下書きしていたんですが、これがまったく左右対称にならない。最終的には妥協して多少を歪みを残したままよしとしました。また、平面ではなく立体的なものに線を描くというのも難しいポイントかと思います。
額部分に蓮の花を描いたのは、ニコニコ動画の方が狐面の額に花を描くのをやってるのを見て真似したかったからです。
このあと目の部分をカッターで開け、断面を半紙で補綴しておきました。
・色塗り
色塗りをしていきます。本当は色塗りの前に下地剤を塗って凹凸を減らしたかったんですが、百均になかったので半紙の上に直接アクリル絵の具で塗っていきます。
これも難しかった。手元にあった筆が全て平筆だったので、下書きの端っことかひげが描きにくい。というか思いっきりはみ出しました。あとで白絵の具で誤魔化しています。
・ニス塗りと紐通し
色塗りが終わったらニスを塗っていきます。百均にあったのが木工用水性ニスだったので、紙に使えるか不安だったんですが、大丈夫っぽいです。
ニスが乾いたら開けておいた穴に紐を通します。このとき錐で開けた穴が少し小さかったので強引に穴を拡張して紐を通しました。紐にビーズをつけると見た目もいいし、頭に結ぶ際にも重みがついて結びやすくなります。
・完成!
以上で完成です。初めて作った割には結構良い感じ? ちょっと面長だけど。
完成したらかぶるなり祭りっぽく頭に斜めにかけるなりして遊びます。ちょっと楽しい。
・課題
今回作ってみて、ちょっと失敗したな、というところを以下にまとめておきます。アマテラスのお面を作る時はここらへんに注意したいと思います。
・土台をてきとーに作ってしまった
初めてだったので土台はてきとーでもいいかーと思ったのですが、あとの工程になると耳が 左右対称じゃないとか面長すぎるとかが気になりました。
・半紙の貼り方
半紙の貼り方は途中からコツがつかめたんですが、最初の方はシワが多くて凸凹になりま した。
・色塗り
筆を持ったのも数年ぶりだったので下書きからはみ出ることが多かったです。下塗りもして おきたかった。